2010年05月28日
ゲームミュージック その1
自分がファミコンを手に入れたのは確か中1の夏休みだったと記憶している。
馴染みの模型店でファミコンとソフト(ドアドア)を親父に買ってもらった。
それから手に入れたゲームと言えば・・・
スーパーマリオブラザーズ、ツインビー、魔界村、忍者ハットリくん、
グラディウス、、、等々まぁ人並みにTVゲームを楽しんでいたと思うが、
「ゲームをやるより作りたい」という気持ちが強くなり、
ほどなくして売っぱらってしまった。
そして手に入れたのがSonyのHitBitというMSXパソコン。
「これでプログラムの勉強をするぜ!ファミコンなんて子供のおもちゃさ!」と息巻いた。
趣味でゲームを作るのであれば、全て一人でやらなければならない。
プログラムも絵(ドット絵)もサウンドも全てである。
なので「ドット絵の参考に」とドラゴンクエストの攻略本を買ってきて
「スライムのドット絵はこうかな?」と、その本を見ながら方眼紙に色を塗って
再現するような事もしていた。
結局肝心のプログラムの方はさっぱり身に付かなかったのだが。。。
で、この攻略本。
珍しい事にドラゴンクエストのオープニングテーマと街の曲の楽譜が載っていたのである。
「へー。じゃぁこれもパソコンで鳴らしてみるか」と、
母親に楽譜の読み方を教えてもらいながら、少しづつプログラムで打ち込んでみた。
だいたい一小節毎に打ち込んでいき、その都度再生する。
間違いが無ければさらに一小節打ち込み再生・・・
この徐々に曲が完成していく作業が、実に楽しかった。
これが、自分がゲームミュージックに触れた最初の出来事であったと思う。
posted by h_asanaka at 03:38| Comment(0)
| column-ゲームミュージック
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