2012年03月06日

防音(マンションの場合)の話 1


いきなり防音の話。
特に役立つ話でもないが、知っていると役立つかも?程度のお話なので、
興味の無い人は適当に読み飛ばしてください。


鉄筋コンクリート(RC)もしくは鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造のマンションが
遮音性に長けている事は、以前ココで書いたと思う。
分譲マンションの場合、ほぼ全てのマンションがRC構造であると思われるが、
賃貸マンションの場合は、RC構造のマンションはどちらかと言えば少数で、
ある程度の大きさをもつ、ファミリー向けのマンションでないと、
RC構造の物件を見つけるのは難しいかもしれない。
さらに、マンション自体はRC構造であるが、各部屋の戸境壁( ex)502号室と503号室との境の壁 )
がコンクリートで無い場合もあるので、注意が必要。


コンクリートの壁が厚い程、遮音性も高くなる訳だが、
基本的に、築年数の浅いマンションの方が、壁の厚み(スラブ厚)が高い傾向にある。
しかし、最新のマンションが一番厚いのか?と言うと、そうとも限らないので、あくまで参考程度に。
ただ、築30年以上経っている物件は、国の耐震基準が変わる(1981年)前の物件なので、
最近のマンションと比較すると、かなり薄いかも知れない。

次に、各住居・・・いわゆる専有スペースの構造についてだが、
マンションの構造にはラーメン構造と壁式構造というものがある。

簡単に書いてしまうと、
各専有スペースの境(戸境壁)のみがコンクリートの壁の場合は、ラーメン構造で、
専有スペース内の各部屋の間仕切り(例えば、リビングと寝室を囲う壁)もコンクリートの場合は、
壁式構造という事になる。

ラーメン構造の場合、専有スペース内の間仕切りは、木材(軽量鉄骨)+石膏ボードの場合が多く、
リフォーム時には自由に、移動、排除、追加する事が許される。
3LDKを1DKに・・・というような間取りの変更が可能。
対して、壁式構造の場合、コンクリートの壁は弄る事が出来ないので、間取りの変更は不可能となる。
(両構造共に、コンクリート壁は共有物となっており、コンクリート部分に手を入れる事は
 建物の強度低下に繋がるため、勝手に穴を開けたり、ビスを打つ事さえ禁止されている場合が多い。)
比較的、古いマンションに壁式構造は多い。

壁式構造は専有スペース内での防音に長けている(リビングの音が寝室に聞こえない等)が、
各部屋の広さを変えるような事はできないので、物件を選んだ時点で部屋の広さも決まる事になる。
ラーメン構造の場合は、そのままでは専有スペース内での防音にはやや難があるが、
間取りを自由に変える事ができるので、金銭的問題を別にすれば、自由に防音部屋を設計できる。

つづく。

posted by h_asanaka at 02:08| Comment(0) | column-防音
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